在住10年の私がダナン旅行で伝えたい6つのこと

はじめまして。
ダナンに住んで約10年、生粋の大阪人です。ダナンでカフェとお土産屋を経営しています。今回から、ベトナム中部の魅力をお届けするコラムを担当させていただきます。
さて、何からご紹介しようか。住んでいるといろんなことが当たり前になってしまうものですが、私にとってダナンは本当に大好きな街です。
・海がきれい
・食べ物が美味しい
・かわいい雑貨がたくさんある
そんな良いところばかりが思い浮かびます。
でも、せっかくなので“在住者だからこそわかる本音”として、友人がダナン旅行を計画する時、私が必ず伝えていることをお話ししたいと思います。

1. ダナン旅行は乾季と涼季がおすすめ!

ダナンは「乾季(4〜9月)」「雨季(10〜11月)」「涼季(12〜3月)」があります。
【乾季(4〜9月)】
まさに「ザ・リゾート」シーズン。
マリンスポーツに最適で、白い砂浜と透き通る青い海が輝くミーケビーチは、アメリカ・フォーブス誌でも“世界の魅惑ビーチ6選”に選ばれました。
ビーチ沿いにはカフェバーがたくさん並んでいて、デッキチェアに横になりサングラスをかけて読書、左手にはビール。そんな贅沢もすぐに味わえます。
また各種お祭りやいろんな国が出場する大規模な花火大会も開催されますので夜も楽しく遊ぶことができます。とっても楽しい季節ですが日中の気温は40度ぐらいまであがる日もあるのでこまめな水分補給を心がけてください。
【涼季(12〜3月)】
実はこの時期もおすすめ。気温は20度ぐらいまで下がり雨も少ない時期です。海には入れませんが街歩きや観光、ゴルフにはぴったりです。
クリスマス時期にはツリー、 旧正月前には黄色い花や金橘の木で彩られます。街中が赤色、黄色で華やかに輝き、一年でいちばん温かい雰囲気に包まれます。

逆にダナン旅行に向いていない時期は、いつでしょうか?
「台風の時期と旧正月は来ないでね!」
これは私がいつも口にするセリフです。
【台風シーズン(10月~11月)】
毎年台風がたくさん来るわけではありませんが、いつくるか予測できないのが厄介なところです。ダナンの排水事情があまりよくないため、大雨が降ってしまうと道路が冠水することも珍しくありません。
建物の造りも日本ほどしっかりしていないため、ホテルの部屋に雨が入り込んできたり、ベランダの排水が詰まって水があふれることも。 また、台風による欠航もあるため、予定が狂いやすい時期でもあります。せっかくの観光が台無しになってしまうので、この時期は避けるのが賢明です。
【旧正月(テト)期間中】
ベトナムでは日本と異なり、旧正月が最も重要な祝日。 日付は毎年変わり、2025年は1月29日、2026年は2月17日といった具合です。
家族を大切にするベトナム人にとって旧正月は1番大切なイベント。うちのスタッフも必ず田舎に帰ります。皆さん帰省を本当に楽しみにしているので多くのお店が閉まることになります。最近では開いているお店も増えてきましたがまだまだ閉まっているお店も多く、観光やショッピングを楽しめないことも。 この時期も、観光にはあまり向いていません。

2. 国内線の乗り換えは要注意!

「ベトナム国内乗り換えで、乗り換え時間がギリギリの航空券は買わないでね!」
ダナン直行便なら問題ないのですが、ホーチミンやハノイ乗り換えの航空券だと同じ航空会社であっても、乗り換え時間「2時間程度」だと危険です。国際線の遅延や、混雑したイミグレーション(国際線の空港での入国審査)で時間がかかることも多く、最低3時間は確保したいところ。できれば直行便が安心ですが、現在ダナンへの直行便は成田と関西のみ。韓国や香港経由の便も比較的スムーズでおすすめです。

3. お泊まりはビーチ沿いのリゾートホテルで!

「絶対ビーチ沿いのリゾートホテル!」
シティホテルより少し割高ですが、日本や他国に比べればとてもリーズナブル。アクティビティも充実しており、観光に加えて“癒し”を味わうことができます。
ヨガなんてやったことがなかった私ですが、ホテルを通じて無料で予約できたのでやってみたら朝から気分があがりました。 ビーチでの朝ヨガ、かなりおすすめです。

4. ダナンの味!シーフードとコムガー

「シーフードとコムガー(ベトナムのチキンライス)を食べて!」
ダナンといえばやっぱり海の幸。
街中にはシーフードレストランが数多くあり、メニューから普通に選ぶスタイルと水槽の中から食材を選ぶスタイルのお店があります。これは「どの海産物を」「どんな味付けで」「どんな調理方法で」と選ぶというもの。後者のスタイルは難易度が上がりますが普段日本では見られない光景ですし、店員さんと交渉したりするのはとても楽しく良い思い出になることでしょう。ただし、旅行中は慣れない環境と食事で胃腸が疲れやすいため生ものは控えたほうが良いでしょう。

コムガーというのはベトナムのチキンライス。ご飯の上に蒸したチキン(焼いている場合も)が乗っていて香草と一緒にヌックマムという魚醤のソースをかけていただくシンプルな料理。香草を食べることによって胃腸の働きがよくなるのだとか。味変でレモンをかけてさっぱりいただくこともできます。

5. 観光スポットと移動手段

ダナンに行く季節にもよりますが、一般的には世界遺産のホイアン、バーナーヒル、ドラゴンブリッジのショーなどみどころがたくさんあります。 歩き疲れたらマッサージへ。
日本の1/3程度の価格で、丁寧な施術が受けられます。珍しいところでは、2人がかりで施術してくれる4ハンド、3人がかりで施術してくれる6ハンドというマッサージもあり日本人を含め観光客に人気です。
また移動にはタクシーではなく、配車アプリ「Grab(グラブ)」を利用してほしいところ。料金が事前に表示されるので、遠回りをされるといったぼったくりの心配がなく安心です。日本でインストールしておくと、到着後すぐに使えて便利です。

6. 帰りの飛行機までの過ごし方

深夜便(0時ごろ発)の場合、空港には3時間前到着が安心。
では夜9時までどう過ごすか?飛行機に乗る前にシャワーを浴びたいと思う人も多いのではないでしょうか?スパでシャワーを浴びる方も多いのですが、夜は混み合いがち。そんなときおすすめなのがサウナです。
最近オープンした日系サウナは夜10時まで営業しており、帰国前にリフレッシュするのにぴったりです。こちらは水着着用のサウナで借りることもできて、スーツケースなども預かってもらえます。

【ONENNESS RETREAT】
住所 30 Chinh Huu, Phuong An Hai, Da Nang
営業時間 9:00-23:00(最終入場22:00)
連絡先 +84-935-684-269
SNS https://www.instagram.com/onenessretreat.com.vn/
利用料金 360.000vnd
オプションレンタル 水着、ガウン、サウナハットなど各種レンタルあり

最後に

10年住んでいる私が胸を張って言います。
ダナンは本当に素晴らしい街です。ぜひこの記事を参考に、快適で楽しいダナン旅行を計画してみてくださいね。

文=佐井 加奈子

さらに詳細な情報を知りたい場合は
下記よりお問い合わせください。


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佐井加奈子Tropical Coffee Entertainment CEO

投稿者プロフィール

大阪生まれ。帝塚山短期大学陶芸コース卒。株式会社住友倉庫に入社。海上業務課で貿易実務に従事。退社後、実家の不動産・住宅関係の仕事に従事するも夫の駐在を機にホーチミンへ移住。その後、夫の転勤に伴いダナンに転居。現在、ダナンにてカフェとお土産屋を起業経営中。趣味は、旅行と美味しいもの巡り。

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