ダナンの学生200人超が日本企業で勤務
- 2021/04/29
引用元:ベトナム政府「人民新聞」
ドンア大学主催の第6回越日文化交流フェスティバルおよび日本ジョブフェアが4月24日に開催され、ダナン市の学生216人の日本企業でのインターンシップや就職が決まった。
この行事はドンア大学が学生の交流、学びのために毎年開催しているものである。様々な越日間の文化交流イベントや日本での就職に向けた相談会、面接会も実施され、今年は5,000人を超えるダナン市内の学生が参加した。コロナ禍での開催となったため、ジョブフェアのイベントはオンサイトとオンラインの両方で行われたが、2022年4月の採用に向けて14の自治体や日本企業が参加し、採用枠は450人に上った。日本でのインターンシップや就職を希望する看護、観光、建設など様々な分野の学生300人超が応募し、オンサイト・オンラインでの面接を実施した結果、216人の学生が日本で1年間勤務することが正式に決まった。
ジョブフェアでは、面接に加えてシダックスグループ、アゼリーグループ、平成建設などとの提携合意書が締結され、保育分野の学生を対象とした日本の基準に基づく研修プログラムが構築されることとなった。また、平成建設は、建設分野の学生に対してインターンシップや就職の機会を増やしていく。
人材不足が進む日本企業側、そして学生の海外インターンシップ先や就職先を拡大したい大学側、双方にメリットがある取り組みで、日本で働くベトナム人にとって有益な経験になるのはもちろんのこと、受け入れる側の日本企業の社員にとっても、学びや刺激となる側面もあるだろう。(ベトナム邦訳ライター 鶴田 志紀)
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