保健省は2020年におけるCOVID-19の予防と管理に関する予備会議を開催
- 2020/12/24
11月30日午後、保健省はダナン市で2020年におけるCOVID-19の予防と管理に関する予備会議を開催した。会議の報告によると、COVID-19の流行は生活のあらゆる側面に影響を及ぼした。しかし、政治体制と国民全体の協力により、私たちは数多くの流行抑制に成功した。
得られた多くの教訓
会議には、グエン・スアン・トゥエン保健省次長、ベトナムにおける世界保健機関の最高代表者であるキドン・パーク博士、予防医学部門、医学的検査および治療部門、中央衛生疫学研究所、環境管理部門、表彰のためのコミュニケーション部門、ダナン保健局、ダナン市人民委員会、および各省の保健局リーダーらが出席した。
予防医学部からの報告によると、ベトナムにおけるCOVID-19の流行は、2つの段階と4つの発生源に分けられる。第一は、2020年1月23日に最初の感染者が診断された時点からはじまり、その後、中国のウーハン市とヨーロッパやアメリカのように流行している地域、国から帰国する人々の感染であった。第二は、2020年7月末から現在までに記録されており、ダナン市及びいくつかの省や都市において、新しい症例が発生した。ただ、11月27日の時点においては、ベトナムでは86日間連続でコミュニティでの症例を記録しておらず、1,331症例(うち入国674症例、国内657症例)、35人の死亡を記録する。
予防医学部によると、流行の発生を通じ、次のような多くの深遠な教訓が引き出された。 ① 党委員会の迅速な対応、タイムリーかつ統一された指導及び各レベルにおける政府機関の実施努力。 ② 終始すべての段階を通じ、「予防 – 検出 – 隔離 – 感染範囲制限 – 流行抑止」及び現場対応の4原則(現地人的支援、現地指示、現地手段、及び現地物流)を徹底的に実施。 ③ 広範なコミュニケーション、流行の予防と管理への人々の参加、前向きな対応とコンセンサスを形成し、コミュニティでの広がりを制限。
さらに、流行防止対策の実施における省庁の協力、特に保健部門と警察、軍隊および関連部門との協力は重要である。ベトナムでは情報を共有し、状況を評価する活動を通じて、国際的に評価を向上させている。同時に、他の国や国際機関とも交流し、疫病予防の経験を迅速に共有している。ロジスティクス、機器、消耗品、マスク、および保護機器の確保も重要である。
現在、世界では罹患率と死亡率の増加を記録し続けている。多くの国、特にヨーロッパ地域では、疫病対策の適用を再確立し、社会的隔離を実施する必要があった。WHOは、COVID-19が2021年の終わりまで続くと判断した。ベトナムでは、発生は抑制されており、入国した感染者はすぐに隔離される。全国的には、疫病予防と経済発展の両方、二重の目標を早期に実現している。
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