ベトナムの農産物はインド市場に参入する道を開く
- 2020/05/19
商工省は、ベトナムの農産物がインド市場に参入するために、貿易機関間の連絡を取り、企業を結び、貿易機会を増やすために懸命に取り組んでいます。
インドは南アジアの大きな市場であり、およそ14億の人々がおり、様々な農産物や食料品を消費する可能性があります。 しかし、これらの品目はインドに輸入される量がまだ少ないです。ベトナム税関総局の統計によると、2020年の最初の3か月間、インドへのベトナム農業輸出高が大きくありませんでした。例えば、コーヒー 1,202万ドル、胡椒1,036マンドル、シーフード516万ドル、カシューナッツ486万ドル、ゴム2,167万ドルです。
商工省貿易促進局局長のヴ・バ・プー氏の話は 「ライチやランブータンなどの、特別な風味を持つ美味しい果物がたくさんあります。さらインド人にとってこの果物は人気がありますが、この市場への道をまだ開いていません」と述べました。これにより「ベトナム-インド:農産物や加工食品の貿易推進」というオンライン会議で、貿易促進局局長はロンガン、ライチ、ランブータンなどのベトナムの農産物がインドへ輸出できるよう、インドの輸入業者の商工会議所(Indian Importers Chambers of Commerce and Industry ₋IICCI)が、ベトナム政府に一部の商品の市場開放を要請するよう、インド政府に要求する手順を実行し続けることに依頼しました。
ベトナム – インドの農産物と食品を貿易して、COVID-19の流行によって引き起こされた困難を克服し、より豊かに発展させるために、貿易促進局と両国間の関係組織は、強みを最大化する必要があります。
インドの輸入業者の商工会議所(Indian Importers Chambers of Commerce and Industry ₋IICCI)議長のアトゥル・クマール・サセナ氏は、貿易促進局の幹部の意見に同意しました。さらに彼は「ベトナムには、黒胡椒、アニス、カルダモンなどという有名なと調味料があります。企業は、ガラムマサラのようなミックススパイスに加工してインドに輸出する可能性があります。このアイテムはインドで大きな需要があり、ベトナム企業が活用する余地はたくさんあります」と共有しました。
その他の潜在的なアイテムについて、アトゥル・クマール・サセナ氏は「米の商品に対してベトナム企業は生米の輸出に重点を当てるだけではなく、ライスペーパーなどのさまざまな米加工生産品という付加価値商品の輸出への投資を強化することが必要です。コーヒーの商品については、3-in-1モデルのコーヒー生産技術かあるにもかかわらず、多くの企業には、市場に到達して市場を拡大するための適切な戦略がありません。それにより、ベトナムのコーヒー事業は、インド市場で成功するための適切な戦略と計画を計算する必要もあります。」とアドバイスしました。
さらに、アトゥル・クマール・サセナ氏(Atul Kumar Saxena)は「すべてのインドの人々がベトナム商品を知り、消費することができるようにベトナムはインド市場への強力な輸出品目のプロモーションとブランディングをより近い将来に強化することが必要です。」と述べました。
インド市場をフォローすることに長年の経験を持つインド大使館のファム・サン・チョウ氏は、COVID – 19の途中および後の時期において、市場の多様化を優先することは、企業にとって重要なステップだと強調しました。インドは購買力とベトナムの食品に対する需要がが愈々高まりますのでベトナム企業がこの市場に特に焦点を当てる必要のある市場です。
貿易促進局は、ベトナム企業がインド市場への参入と輸出接続の多様化チャネルを継続するために、2020年5月19日にインドのベトナム大使館と「インドのベトナム人コミュニティを通じて貿易を促進する」というオンライン貿易セミナーを開催しました。
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