ベトナムは外国直接投資を誘致する魅力ある投資先になる
- 2020/10/28
Covid-19の流行により世界的な投資フローは急激に減少する一方、ベトナムをはじめ、東南アジア諸国は外国直接投資を誘致する魅力ある投資先となっている。
米中貿易摩擦及び世界の政治状況、特にCovid-19の影響により、世界的な投資フローは予測不可能な状態になり、激しく変化している。
その状況に対してヴォ・タイン・トン氏は、10月28日に、投資新聞社とBW Industrial社によって開催された『投資の新たな波に乗れ』というテーマの工業不動産セミナーにおいて、「ベトナムを含む東南アジア諸国は、外国直接投資を誘致する魅力的な目的地になる。アジア、アメリカ、およびASEAN諸国の大きな経済から投資の波が強く流れたことは、この展望の要因であるとみなしている。」と述べた。
外国直接投資に対してベトナムが魅力的な目的地である理由は、政府と国民の両方がCovid-19の流行をうまく制御しながら、生産と経営を促進し、不景気を乗り越えたことにある。ベトナムはアジア太平洋地域で2番目に高い経済成長率を維持し、コロナウイルスの拡散を抑える効果を見せた。
個人部門の投資の背景には多くの支障があるが、ベトナムは適切な処置で経済回復を促進し、雇用及び社会安全の確保や、大規模な経済インフラ整備などの政府部門の投資を強化した。政府は経済の回復と安定を目標に見据え、企業と同行し、多くの課題を解決する。
ベトナム投資環境のもう一つのメリットは、中央から地方までの政治システム全体における努力で、投資環境の改善や行政手続きの簡素化など外国人投資家に有利な環境を創造することである。
また、ベトナムは安定した政治、生産性の高い人材、展望の開けた市場、価格競争力、好立地、及び地域のグローバル化における進展により、高く評価されている。
加えて、最近ベトナムがEUと締結したEVFTAなどの貿易自由化を目指す協定も、ベトナムの投資環境の魅力に貢献している。
国連によると、発展途上国における経済成長は輸出額に依存しており、モノ作りを過剰に重視することで、Covid-19の影響により確実に大きな打撃を受けると予測できた。 逆に、上記の協定により、ベトナムは国際貿易の支障にもかかわらず輸出額は大幅に増加し、外貨預金は記録を達した。
さらに詳細な情報を知りたい場合は
下記よりお問い合わせください。