2020年10月時点で全国のFDI誘致金額が234.8億ドルに達した

経済成長グラフイメージ

引用元:VCCI(ベトナム商工会議所カントー支部)ウェブサイト

計画投資省の報告によると、2020年10月20日に、外国投資家の新規登録資本、調整資本、株式取得資本の合計は234.8億ドルに達し、2019年同期比の80.6%に留まった。

そのうち新規投資プロジェクトは2,100件、2019年同期を32.1%下回った。額にして116.6億ドル、2019年同期比で9.1%減少した。

調整資本について、登録プロジェクトは907件、2019年同期を20.8%下回ったが、額にして57.1億ドル、2019年同期比で4.4%増加した。この10ヶ月の調整資本における増加は、タイに投資されたバリア・ヴンタウ省でベトナム南部石油化学プロジェクトが資本の13.86億ドルを追加したこと、及び西湖の西都市中心プロジェクトが774百万ドルを追加したことにあった。

株式取得の資本について、外国投資家による株式取得の投資回数は約5,451回、前年同期より27.4%減少した(額にして61.1憶ドル、前年同期より43.5%減少)。総資本金における株式取得資本の割合も2019年同期より減少し、2019年8月までの比較で37.1%、2020年10月までで26%であった。

外国投資局によると、実施資本金は約158億ドルと予測され、2019年同期比で97.5%を占めた。

投資分野について、外国投資家は18分野に投資した。そのうち、第一位は生産・加工産業で、投資資本金額が約107憶ドル、総登録資本の45.7%を占めた。第二位は電力供給の分野で、投資資本金額が約48憶ドル、総登録資本の20.5%を占めた。次に、不動産経営分野(約35億ドル)、小売販売分野(14億ドル)と続いた。

投資パートナーについて、109の国家と地域がベトナムに投資した。そのうち、総投資額の31.9%(75.1億ドルに相当)を占めたシンガポールは、最も大きなパートナーであった。第二位は韓国で、登録投資額は34.2億ドル、総投資額の14.6%を占めた。第三位は中国で、登録投資額は21.7億ドル、総投資額の9.2%を占め、次に日本、タイ、台湾等と続いた。

新規プロジェクトの投資国について、528件を有した韓国は第一位であった。第二位は中国(294件)、第三位は日本(226件)、次いで香港(164件)であった。

投資地域について、外国投資家は59省、市に拠出した。バック・リエウ省は第一位、登録投資金額は40憶ドルで、総投資資本額の17%を占めた。第二位はホーチミン市で、登録投資金額が34憶ドル、総投資資本額の14.6%を占めた。第三位はハノイ市で、登録投資金額が313憶ドル、総投資資本額の13.3%を占め、次にバリア・ヴンタウ省、ビン・ズオン、ハイ・フォン市であった。

新規プロジェクトの件数について、第一位は776件を有したホーチミン市、続いてハノイ市(438件)とバック・ニン市(125件)であった。

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