Covid-19の背景でもFDIはベトナムに流入する

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新型コロナウイルス

引用元:カントー市投資促進センターHP

 新型コロナウイルスによって悪影響がはっきり見えますが、ベトナムにとってはFDIを歓迎する機会と言われています。特に中国からの投資資本流出が続いている状態です。

 ベトナムは数年で自由貿易協定(FTA)を組んだのでFDIはベトナムに流入する可能性があります。

「不幸中の幸い」という状態にFDIを誘致するストーリー

 アメリカの大企業は、アジアで数億ドルのプロジェクトへの投資を計画しています。ベトナムか中国のどちらに投資するか検討しています。計画投資省の外国投資局局長のド・ニャット・ホアン氏は「COVID-19 による中国の状態を鑑みると、ベトナムが選ばれる可能性が高いです。大企業は3月に最終結果を出します」と述べました。

 ド・ニャット・ホアン氏の話によるとCOVID-19は外国投資にも悪影響を与えています。現在、営業や産業などの活動が止まるだけでなく、投資機会を探すためにベトナムへ行くプログラムもキャンセルしてしまいました。

 ベトナムでの液化天然ガスプロジェクトに興味を持っている韓国と米国の投資家グループが、COVID-19の拡大状態の時に外国投資家がベトナムに訪問するのは稀な機会です。投資家グループは11月2日に政府事務所に行き、副首相のトリン・ディン・ズン氏と話し合い、計画投資省に訪問してこの問題について省長のグエン・チー・ズン氏と面談しました。

 韓国投資家の合弁事業代表であるチェ・フイボン(Chae Heeboong)氏は、野心を隠さずに、ベトナムの液化天然ガスプロジェクトと港湾プロジェクトに投資したいと述べました。液化天然ガスプロジェクト以外の分野にも投資を考えていると発表しました。

 省長のグエン・チー・ズン氏は上記の計画を応援しています。さらに、彼は韓国投資家の合弁事業がベトナムの南の経済状況の特別困難な地域である電力プロジェクトもに興味を持っていることを提案しました。同時に新電力のプロジェクトを開始するおよび提案を出すための電力計画VIIに焦点を当てています。

 現在の状態で外国人投資家がまだベトナムに来ているという事実は、ベトナム市場の魅力を証明しています。
外国人投資家が投資促進活動の延期や中止をするのは、ほんの一時期のことです。

 さらに国家社会経済情報予測センターは、COVID-19 の状態から見ると世界は中国に依存しすぎている。したがって、リスク拡散傾向からの国際資本については国際投資におけるグローバル生産ネットワークの再編成が強化され「これはベトナムにとってのよい機会だ」と話しました。

 同様の見方で、ニューヨークタイムズはCOVID-19 の影響による米国の税金を回避するために、外国資本の流入の動向が中国からベトナムにシフトすると予測しました。

 先週の記者会見でジェトロハノイ事務所所長の中島丈雄氏は、リスクを拡散させるため、ジェトロからインタビューを受けた日本企業122社が、中国から生産を移転することを決定したとしました。移転先として一番良いのはベトナムだといわれています。

 「ベトナムはリストの最上位にあり、122社の企業の42.3%から選ばれています。
ベトナムに続くのは、タイ(20.6%)・フィリピン(18.6%)・インドネシア(16.5%)です」と中島丈雄氏が話すとおり、日本企業が中国からベトナムに移転するのは貿易戦争のためだけでなく、この市場で増加する投入コストを「回避」するためです。

Covid-19のあと資本誘致の機会が多くあります

 投資誘致の機会はあるが、計画投資省は、COVID-19の状態が複雑になれば外国投資の流れはまた影響を与えると思っています。

 国際市場において、予想どおりに外国から中国に投資する流れと、中国から外国に投資する事業も2020年に課題があります。2020年第1四半期にさえ急激に低下する可能性があります。COVID-19の流行は、地政学的リスクと貿易戦争リスクなどが組み合わされた場合、世界の政治的・経済的・社会的環境をさらに不確実にし、防御心理学を促進し、縮小し、投資の動機を弱めます。

 内国の新しい投資家は、計画投資の通りに現時点で投資決定をすることをためらいます。すでに投資されているプロジェクトについては、投資家はおそらく増資を延期すると思っています。

 しかし統計的観点からみると統計局局長のグエン・ビック・ラム氏の発表のとおり、ベトナムが外国投資を誘致する上で、まだ有利な条件があります。例えば、米中貿易戦争のためベトナムへの外国投資の誘致とシフトにメリットをもたらすかもしれません。さらにベトナムが EVFTA(EU・ベトナムFTAを締結する協定)を含む自由貿易協定(FTA)に参加しているのは重要なプラットフォームでベトナムへの外国投資を流すという利点です。

 しかし、ベトナム統計局が作成した2020年に外国投資を誘致する二つのシナリオではこの数値は予想よりも低くなっています。 COVID-19がなければ、ベトナムは通年で396億ドルの外国投資を誘致すると予想されます。しかし、COVID-19 が発生しているので状況は変わります。第1四半期にコロナウイルスが終われば、その数は386億ドルに減少すると予想されます。第2四半期に流行が終われば今年は382億ドルの外国投資しか集まらないと予想されます。

 二つのシナリオの積極的な点は、どちらのシナリオも2019年に達成された380.2億ドルの数値と比較して、外国投資誘致が増加すると予想されました。
第1四半期には、ベトナムも53億ドルの外国投資を誘致しました。ただし、すべての計算はベトナム側でのみ予想したものです。外国投資を誘致することにおいては、投資家が最終決定をします。

 「近隣諸国の生産を縮小してベトナムに投資するトレンドの状態において、ベトナムにとって投資家を惹き付ける政策を持つ機会です。
投資推進機関はベトナムに投資する計画のある外国投資家と積極的に協力して投資の手続きについて早く交渉して解決しないといけないです。新型コロナウイルスが完全に治まり、投資手続きを行うまで投資家を待たせないでください。」とベトナム統計局長のグエン・ビック・ラム氏は述べました。

 さらに長期的には、投資のビジネス環境の改善を継続し、外国投資を誘致する政策や戦略を見直す必要があります。他の情報のとおりに政府はある決議を公布準備していると言われました。

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