Em Hanoi店主おすすめ「物語(ストーリー)のあるベトナムみやげ」はいかが?

 ベトナムに観光か出張で訪れ、さて家族や友人、知人におみやげを買うというときになって、はたと困るのが何を買って帰ったらいいだろうか?ということです。

 受け取った方に喜ばれるものであればいいですが、受け取った相手にとって「いやげもの」になったりしたらいやですからね。

 2024年初にハノイ・ロッテーセンター近くの路地に新規オープンなったスーベニア・ショップ「Em Hanoi」。当ビズマッチでもご紹介した森紀子さんがオーナーの新しいお店です。今回は森さんにベトナム観光旅行記はもらった人も喜んでいただけるような「物語(ストーリー)のあるベトナムみやげ」をご紹介いただきました。

<チョコレート>
 おすすめの一番目はやはり現在大注目のベトナム産カカオを用いたチョコレートです。我々が普通口にするチョコレート用カカオは西アフリカ、インドネシア産が中心です。ベトナム産カカオの生産量は全世界の生産量からすればほんのわずかです。しかし、チョコレート生産に携わる方々に伺うと、ベトナム産カカオの品質は高く、おいしいチョコレートができるそうです。

 ベトナムのチョコレートブームに先鞭をつけたのはMAROUやPhevaなどですが、森さんのオススメは次の二つのブランドです。

・ビノン・カカオ・チョコレート(Binon Cacao Chocolate)

 以前、当ウェブサイトでもご紹介した遠藤亜矢子さんが経営するBinon Cacao Parkで造られたこだわりのチョコレートです。彼女のポリシーはFarm to Chocolate。カカオ生産を自らの農園で行い、チョコ製造、パッケージまで一貫で生産しています。​​
 お土産として大人気なのは16種類ものフレーバーが楽しめるスティックチョコ。なかでも15本詰め合わせのギフトボックスはお土産に最適です。まるでカラフルなクレヨンが並んでいるかのようです。ベトナムのトロピカルフルーツ、スパイス、コーヒーなど多彩なフレーバーが楽しめます。
 
・サバル・チョコレート(SAVALL Chocolate)

 少年時代に家族旅行で訪れたベトナムに魅せられ、2014年にはベトナム中部に移住したスペイン・バルセロナ出身のビクトル・セアノ・サバルさん。移住後、彼はホイアンのレストラン「マンゴ・ルーム」、フォーシーズンズ・ナムハイ・リゾートのパティシエを勤めました。ビクトルさんのバルセロナの実家は、1892年創業、5世代に渡って続くお菓子屋さん。お菓子の作り方は祖父に習ったそうです。
 そして現在はダナンにお菓子屋さん「サバル」を開業。バルセロナの伝統的なお菓子をベトナム産のこだわり素材でつくったチョコやキャンディー、アイスクリームを販売しています。
 Em Hanoiで扱っているのはサバルのチョコレート・ボンボンの詰め合わせ。フレーバーの異なる7個入りのチョコ・ボンボン。大人向けの甘さ控えめチョコですので、砂糖をたくさん入れた紅茶や、上質なブランデー、ウィスキーなどの醸造酒に合います。バルセロナの伝統をベトナム素材で創りあげたスーベニア、オトナの友人、知人へのおみやげにどうぞ。

<コーヒー>
 ベトナムのコーヒーはブラジルに次ぐ世界第2位の生産量を誇っています。ただ主流となるのが品質が劣るとされるロブスタ種。主にインスタントコーヒーやブレンドコーヒーに用いられているため、ベトナムのコーヒーといっても一般の皆さんにはピンとこないかもしれません。
 最近になって日本でも好んで飲まれている高品質のアラビカ種の生産を行うコーヒー農園も増あり、ベトナムでもおいしいコーヒーを飲むことができます。またロブスタ種であっても高品質の味のよいコーヒーを生産する農園も生まれてきており、今後のベトナム・コーヒーの発展には目がはなせません。
 使い捨てペーパーバック入りのコーヒーが普及して、手軽にベトナム・コーヒーを楽しむことができます。まだ世界的にはあまり知られていないベトナム・コーヒーですが、コーヒー通のご友人にぜひお買い求めください。

・シン・カフェ(SHIN Ca Phe)

 創業者のグエン・ヒュー・ロン氏は貧しい家庭に生まれ、コーヒーで財を築こうと事業を開始しますが、失敗。生活のために、やむなく技能実習生として日本の自動車関連企業につとめ、働きながらコーヒーに関する講座を受講し、見識を高めます。コーヒーへの情熱はさめやらず、日本で働くのをやめ、ベトナムに戻ってSHIN Ca Pheを創業しました。2015年のことです。
 2017年にはコーヒー焙煎工場を立ち上げ、2018年にはベトナムの5カ所の産地に合計1千ヘクタールのコーヒー農園を手に入れて、コーヒー栽培もはじめまし
 Em Hanoi店主おすすめのコーヒーは同社のソンラ、ケーサン、アールオイ、ダラット、プレイクといったベトナムの有名なコーヒー産地5つの豆の違いを楽しめる、ペーパードリップコレクション。使い捨てペーパードリップなので、手軽に本格的なベトナム・コーヒーが楽しめます。

・コン・カフェ(CONG Ca Phe)

 ベトナムの70〜80年代をイメージしたレトロな雰囲気の喫茶店、コン・カフェ。現在はベトナム全土に60数店舗を展開する人気カフェ・チェーンです。最近では韓国、マレーシアにも出店して、グローバルなチェーンへと発展を遂げています。
 お店ではコン・カフェグッズも販売していますが、気に入った商品が欠品していることもしばしば。Em Hanoiでは人気のあるホーロー製マグカップやトートバッグ、インスタントコーヒーなどを常時在庫して販売しています。おしゃれカフェのイメージを表現したグッズをレトロ好きなお友達へのお土産にするのも良いかもしれません。

<コショウ>
 インド原産のコショウ。2021年の統計ですが、コショウの生産量でベトナムは世界第1位となっています。ベトナムの特産であるコショウをおみやげにしてはいかがでしょうか。
 もちろんただコショウをおみやげにするだけでは芸がありません。そこで、男性からも人気のメタル素材でコンパクトなペッパーミルをセットにすれば必ず喜ばれるはずと店長の森さん。
 リフィル用のコショウはホーチミン市に本店のあるおしゃれ雑貨の店”In the Mood Saigon”がプロデュースしたフーコック産のおしゃれなパッケージのコショウとともにお買いもとめください。

・ペッパーミューラーミルと”In the Mood”のコショウ

 細身のため、片手にもって親指でプッシュすると、香りのよいコショウの粉がでてきます。お料理好きの女性のみならず、男性にも受けのいいペッパーミルです。

<アート>

 ちょっと毛色の違ったおみやげとして、美術品はいかがでしょう?Em Hanoi店主おすすめのおみやげアートは、ホーチミン市在住の英国グラフィックデザイナーのジャック・クレイトンの版画です。
 ジャック・クレイトン氏は英国の大学でグラフィックデザインを学び、最終学年の2009年に木版画の技術に出会いました。
 2010年にはオーストラリアに移住、2年間を過ごしたのち、東南アジアへの訪問を繰り返し、その中でベトナムに出会い、ホーチミン市をベースに創作活動を開始しました。
 彼の絵のモチーフはホーチミン市に暮らし経験したベトナムの現代的な文化と伝統。最近では「ベトナムのストリート」をテーマにホーチミン市、ハノイ、ホイアンの街並みから得たインスピレーションをシリーズで描いています。
 オリジナルの版画は多少値がはりますが、リソグラフやデジタルコピーは廉価で販売していますので、アート好きな友人にプレゼントすると喜ばれること受け合いです。

<Em Hanoiオリジナルグッズ>

 Em Hanoiではオリジナル商品の開発にも力を注いでいます。店舗の中央に展開しているのは、ベトナムレトロな孔雀柄の生地で作られたポーチやノート!
 まだベトナムが戦争直後の貧しかった時代に、新婚生活を彩る生地として用いられた鮮やかな孔雀柄の生地は貴重なものでした。レトロカフェとしてブームとなっているコン・カフェのクッションなどに用いられたことで、現代の若い人にも人気がリバイバル。この孔雀柄の生地を用いた革新アオザイまで見かけるようになりました。
 コン・カフェのクッションに魅せられた方にはぜひ孔雀柄のオリジナルグッズをお求めください。Em Hanoi店長オススメです。
・オリジナルポーチ

 ポーチでは大きめなものが人気だそう。色は黒地と赤地の2種類があります。

<アパレルブランド”SỐNG ĐẸP”のアオザイ風ブラウス>

  Em Hanoi店長が惚れ込んだ京都「山本仁商店」の更紗模様が施された木綿のローン生地。その生地をとりよせ、縫製は少数民族の人たちを支援する縫製工場で縫い子さんたちが丁寧に縫ったアオザイ風ブラウス。Em Hanoi店長がプロデュースするアパレルブランド”SỐNG ĐẸP”がローンチされました。
 更紗模様はインドで生まれ、シルクロードを経て東西の国々に広がり、異国情緒を楽しむ人たちの間で愛されてきました。日本では茶人たちが茶道具を包む袋の「名物裂」として更紗模様の生地を愛でたのが普及のきっかけとなりました。
 そんな更紗模様の木綿の薄手の生地をアオザイ風に仕立て、パンツと組み合わせて、ちょっとしたお友だちとのお出かけにも使える大人のブラウスです。
 店長の森さん自身もお店で着用されています。着用することで、ベトナムの少数民族の人たちの生活を支援することにもなります。こちらはご自分のごほうび、ベトナム旅行の記念にお買い求めください。

 いかがでしたでしょうか?お友だちに渡す時に、そのおみやげの持つ物語(ストーリー)を語ることのできる、ちょっとバリューのあるおみやげがEm Hanoiならご購入いただけます。お土産に困ったら、ぜひEm Hanoiへお出かけください。

文=新妻東一

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