イオンベトナム新社長に古澤氏が就任

  • 2021/6/28
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イオンベトナム

引用元:VNエクスプレス(2021年6月16日)

イオングループはイオンベトナム取締役社長に古澤 康之氏を任命した。今回の人事はイオングループの機構改革の一環である。古澤新社長はベトナム市場での小売事業発展計画を引き続き実行していく。

古澤氏は、1995年にジャスコ(現イオン)に入社し、26年以上にわたりアジアの小売業界に携わってきた。2014年〜2017年に北京イオンの社長を務め、2018年にはイオンのグループ企業である、まいばすけっと代表取締役社長に就任した。まいばすけっとは小規模スーパーのチェーン店で、東京や神奈川などの大都市で知名度が高く、食料品や惣菜を中心に販売している。古澤氏は、就任後の2年間で200店舗を出店し、まいばすけっとを計1,000店舗のチェーン店に成長させた実績を持つ。古澤新社長は今後、イオンベトナムのスタッフとともに新たな小売形態を推進していくと述べ、引き続き消費者の生活向上を理念として、現地コミュニティの発展やベトナムの経済成長に寄与していきたいとした。

先日、イオンは機構改革および人事異動に関して、デジタルシフト、リージョナルシフト、アジアシフトの推進に加え、サプライチェーン改革を推進することで競争力と収益力の向上に取り組むと発表した。また、グループの経営改革を推し進め、グループシナジーの追求により企業価値の最大化を実現していくとしている。

イオンは、ベトナムについてアジアでの重要な市場であると断言しており、今後もショッピングセンターやショッピングモール、専門店チェーン、中小規模のスーパーをさらに展開する予定だ。新型コロナが拡大する中で、オンラインショッピングの利用頻度が高まっており、ECサイトも強化する。また、他店で輸入していない商品をイオンで輸入し、販売するとともに、商品の研究開発(R&D)によってベトナムで生産する商品の品目を大幅に増やし、消費者による選択肢の多様化を目指す。そして、サプライチェーンや施設インフラを向上させ、成長率の目標を達成していく。

イオンベトナムは2011年に設立され、2014年に1店舗目であるイオンモール タンフーセラドンをオープンした。現在は、ショッピングセンター、ショッピングモール、専門店チェーン、中小規模スーパー、ネットショップの5形態で小売事業を行っており、今年の6月までに6省・市で店舗を展開した。また、ホーチミン市には供給センターを開設している。

現在、イオンは大都市を中心に店舗を展開しているが、今年に入りバクニン省、トゥアティエン=フエ省などの地方都市ともショッピングモール建設の覚書を交わしており、今後は全国に店舗を拡大していく予定である。商品の研究開発など1フェーズ進んだ計画も発表されており、独自の商品が増えればベトナムに在住の日本人消費者だけでなく、ベトナム人消費者にとっても魅力的な店舗となるだろう。(ベトナムニュース邦訳ライター 鶴田 志紀)

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