駐ベトナム欧州連合大使がカントー市を訪問
- 2020/11/24
2020年11月23日午後、カントー市人民委員会チャン・ベト・チュオン委員長は各局のリーダーと一緒に駐ベトナム欧州連合のピエール・ジョルジョ・アリベルティ大使を歓迎し、会談をした。
会談で、チャン・ベト・チュオン氏は大使にメコンデルタ地域の発展においてカントー市の魅力を明らかにした。チュオン委員長によると、カントー市は地域の貿易、観光、科学技術、医療、教育の中心地である一方、現在、浸水、塩水侵入、干ばつ、地滑りなどの予測不可能な気候変動の状況に直面していた。彼は「カントー市は欧州連合と今後さらなる経験を共有し、カントー市への環境保護、気候変動の影響の軽減、ハイテク産業開発、スマートシティ構築に関する支援活動を推進するよう希望している。また、カントー市は医療と教育の分野において研究、実習活動を通じて高品質な人材育成の協力を促進するために、パートナーを探している」と述べた。
ピエール・ジョルジョ・アリベルティ大使は、カントー市と欧州諸国の各地方を結ぶ懸け橋としての役割を果たすことを確約した。特に、アリベルティ大使は気候変動に対応するハイテク分野がヨーロッパの強みであり、これはすべての当事者が協力するための好ましい前提になると強調した。
大使はカントー市の歓迎に感謝を表明し、メコンデルタ地域の開発戦略におけるカントー市の役割を高く評価した。カントー市はメコンデルタ地域の中核都市だけでなく、特に水産加工業の成長により、ベトナムの経済発展においても貢献度の高い都市である。アリベルティ大使は「欧州連合はグリーン経済の発展を目指し、2021年から2027年までの間に開発途上国への支援を準備しているため、カントー市をはじめメコンデルタ地域がこの支援にアクセスできるよう望んでいる」と述べた。
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