外国投資の誘致:「公正なゲーム」

  • 2021/1/14
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ベトナムの経済

引用元:オンライン投資新聞「投資・経営フォーラム」

外国投資を誘致することは必要かつ重要であるが、国と投資家の両方が合意する必要がある。これは、公正で相互に有益な「ゲーム」である。

年初の展望的兆候

詳細はまだ明らかにされていないが、投資新聞の別の情報源によると、ベトナムでMac Book、iPadを生産することが現実になる可能性がある。ただし、フォックスコンではなく、別の有名社がこのプロジェクトを実装する。それは、ベトナムで登場したことのない「ワシ」である。

「ベトナムは多くの「ワシ」から注目を集めている。行政手続きの問題をうまく解決する限り、多くの大企業がベトナムに投資するようになる」と投資新聞の情報源は述べた。

投資新聞が報じているように、ベトナムに興味を持ち、自信を持っている外国人投資家はまだ多い。 世界中からベトナムへの投資を拡大する計画を立てており、又は新たなプロジェクトを行うために投資環境を調査している企業は約300社にのぼる。その中で、60以上のグループと企業が、ベトナムへの新規投資の実施と投資の拡大に最初の成果を遂げている。 予備情報によると、プロジェクトの登録投資資本は数百億米ドルに達した。

メリットに関する懸念

サムスン、LGからフォックスコン、ペガトロンまで、各大手企業はベトナムに継続的に投資してきた。しかし、常に「ベトナムが得ることができるメリットは何か」という疑問がある。 重要なことは、どれだけの投資を引き付けることができるかだけではなく、効果の影響がベトナムの社会経済にどのように広がるかといったことである。

30年以上に及ぶ外国投資の誘致、国家予算、雇用、社会経済開発の促進におけるこの分野の重要な貢献が確認されていた。しかし、最近発表された外国直接投資(FDI)企業の生産と事業の状況に関する財務省の数字を見ると、国民は不思議に思わざるを得ない。それらの貢献は、期待通りではなかったようであるためである。

具体的には、財務省によると2019年のFDI企業の生産・販売規模は、2018年と比較して増加し続けていた。2019年のFDI企業の収益は約7,181兆VNDに達し、2018年と比較して11.2%増加した。一方、企業の税引前利益は、2018年と比較し8.2%増の約387兆VNDを超えたに過ぎない。税引後利益は6.4%増加し、324兆VNDに達した。

反面、財務省はまた、最大12,455の企業が損失を報告し、総数の55%を占めると述べた。そして、2019年の損失だけではなく、14,822の企業が累積損失を報告しており、これは報告事業全体の60%を占め、財務諸表の累積損失の合計は約520兆VNDであった。

さらに、事業の継続的な損失がありながらも投資が拡大しているという会社がまだあった。また、「移転価格税制」、資産・投資資本の低い活用性、国家予算支出によって享受された優待に見合わない事業などがあった。 これらは、財務省が価格移転の兆候を示している企業に対する検査を増やすことを提案した理由の1つでもある。投資優遇制度についても慎重に調査および評価する必要がある。

「公正なゲーム」

財務省の報告には注目すべき点があった。それは、2019年にFDI企業の業績を統合したときに、財務省は、デンマーク、オランダ、フランスなどヨーロッパの投資家のグループが最も高い総収益性を持っていることを発見した。韓国、日本、シンガポール、台湾など、ベトナムに大きな投資資本を持つ投資家グループは、合理的な収益性があった。

一方、中国や香港からの投資家は収益性が低い。また、サモア、カナダ、ダルサラームブルネイ、トルコなどの投資家は、税引前損失と税引後損失を持っていた。一部の企業は株主資本さえ失った。

偶然にも、良好で合理的な収益性を備えた投資家グループは、ベトナムが以前であろうと将来であろうと、投資誘致を増加しようとしている投資家グループでもある。決議第50号-NQ / TW号の重要な方向性に基づき、2030年までに新しい投資誘致戦略を実施し、制度と政策を完成させ、外国投資協力の質と効率を向上させる。

ベトナムの次の段階に、特定の投資家グループをターゲットにするだけではなく、選択的かつ適格な投資家を引き付け、戦略的投資家、多国籍企業、およびハイテクプロジェクトを引き付けることに焦点を当てる。しかし、数量だけに焦点を当てるだけではなく、悪い投資家を「止める」ために「バリー」が設定される。例えば、セキュリティ評価メカニズムがあり、FDIプロジェクトのセキュリティレビューを実施する。環境要因にもっと注意を払い、時代遅れの技術を使用しているプロジェクトには断固としてノーと言う。

また、外国投資部(企画投資省)のド・ニャット・ホアン所長によれば、投資優遇制度は、バリューチェーンへの参加、国内の付加価値、ハイテクコンポーネント、研究開発、イノベーション、社会的責任などの成果に基づいて更新される。以前のように横行するインセンティブではないとしている。

また、効果的に運営され、コミットメントを果たす企業向けの追加インセンティブポリシーもある。 投資インセンティブは、特定の条件、コミットメント、およびチェック後のメカニズム達成にも関連付けられ、コミットメントに違反した場合のインセンティブの払い戻しを要求する。

これは、ベトナムが現在の変化する投資資本を待っているという背景で有意義である。より多くの資本を集めるのは良いことではあるが、重要なことは、品質と効率性の高い「クリーン」とベトナムの社会経済に波及効果がなければならないということである。 そして、投資側の観点からは、ベトナムは投資家が「巣を作る」ための最良の条件も作り出す。

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