ダナン市がハイテク分野への投資を日本企業に呼びかけ

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ハイテク分野への投資

引用元:「投資新聞」(2021年8月13日)

今年8月26日、ロンハウ株式会社はダナン市投資促進支援委員会(IPA)と共同でオンラインセミナー「ベトナムはハイテク製造企業の最適なエリアになりえるか」を開催する。セミナーは、「ベトナムはハイテク産業の製造地として適切か」などのテーマが設けられており、ハイテク産業に向けた環境整備やハイテクパークでの製造拠点設立手続き、サポート体制、税制優遇政策といった、投資家が関心を持つ内容を取り上げる予定だ。

同セミナーはダナンハイテクパークへ投資した、もしくは今後投資をする予定の日本企業を対象としており、新型コロナの感染対策のためZOOMを用いて開催される。セミナーにはIPAダナンのHuynh Lien Phuong(フィン・リエン・フーン)委員長やIPAダナン・ジャパンデスクのVu Thi Minh Duc(ブ・ティ・ミン・ドック)氏、フェアコンサルティングベトナムの石井大輔シニアマネージャー、および藤原裕美マネージャー、ロンハウ工業団地の奥倉敏夫投資促進マネージャーが登壇する。

奥倉氏によると、ベトナムで製造工場を展開するハイテク企業は増加し続けており、工業用不動産市場が大きく成長を遂げるチャンスが拡大しているという。とりわけ、ダナンハイテクパークではその傾向が顕著であり、今後、海外直接投資(FDI)が集まる可能性を秘めていると考えられている。ダナン市は空路、海路、陸路、鉄道、すべての面で便利な場所にあり、また、ハイテクパークから港・空港への交通手段も向上しているため、コストを削減することが可能だ。そして、多くの幹線道路上に位置しており、近隣の工業団地や都市エリアとのアクセスも良好である。

ダナンハイテクパークには、精密機械や電気・電子機器生産のために設けられた大規模な土地があり、よい人材が豊富にそろっている。入居企業はリース料の減免や所得税や輸入税の優遇を受けることができ、外国人労働者には適切な期間のマルチビザの発行が検討される。現在、同パークでは24事業が誘致されており、うち12事業がFDI事業で、投資総額は5億4,510万米ドルである。

最近では、ダナン市工業団地・ハイテクパーク管理委員会が米国AREVO社の3Dプリンター等製造工場に対し、ハイテクパークのA13ロットを紹介しており、同社は面積10.68ha、投資総額1億3,500万米ドル規模の事業を申請した。また、イナバラバーベトナムが工場を建設しており、7月2日から自動車用防水製品の日本への出荷を開始し、7月で3回輸出している。

ダナン市は一般的には観光地としてのイメージが強いが、ベトナム第三の都市として発展を遂げてきた。ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶ東西経済回廊の起点となっている場所で、地の利を生かしたさらなる成長が期待される。(ベトナムニュース邦訳ライター 鶴田 志紀)

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