ベトナム第15期国会議員選挙の結果ついて

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ベトナム第15期国会議員選挙

1)国会議員選挙結果

国家選挙評議会は、2021年6月10日(水)第15期(2021年〜2026年・任期5年)国会議員(定数500名)の選挙結果を発表した。今回は1名が当選資格を剥奪されたことにより、499名(1名欠員)が当選した。
当選者の内訳は、中央機関・組織から推薦されたのが194名、地方機関・組織から推薦を受けたのが301名、計495名で自薦は4名に留まっている。
また、今回非共産党員の当選者は14名(全体比2.8%)で第13期(2011年~2016年)42人、第14期(2016年〜2021年)21名と3年連続して減少して居り、共産党による体制強化が進んでいる事を印象付ける結果となった。
また、出身地別で見ると、北部(ハノイ市・タイビン省)60名、北中部(タインホア省・ゲアン省・ハテイン省)73名、計133名と北部出身者が多い。一方、ホーチミン市は8名に留まっている。

2)届出候補者及び投票日

国会議員選挙への届出候補者は866名で、立候補に当たっては事前審査を受け、内共産党の推薦を受けない自薦による候補者である9名もベトナム祖国戦線に認められ、合計候補者は866名となった。
投票は2021年5月23日(日)終日行われ、コロナ禍での投票にも拘らず投票率は極めて高い99.6%と公表された。この投票率は、日本に於ける選挙の投票率と比し異常とも思える程高い投票率と言える。(5年に一度の国会議員選挙は民意を反映する場でもある。筆者も在ベトナム時代に投票所を見学した経験がありますが、何処か華やいだ空気が流れていました。)

3)第15期国会会期

第15期(2021年〜2026年・任期5年)国会の第1回会議の会期は、2021年7月20日(火)〜2021年8月3日(火)の11日間で、前半の6日間は共産党・政府首脳人事・国会関連人事(注1参照)の承認案件、後半4日間は各種報告事項(例えば、2021年度上半期経済社会発展計画・予算の実行結果、更に2021年下半期の実行案、更には決定事項)に付き審議する事となる。

注1)国会組織法では国家主席、国家副主席、国会議長、国会副議長、国会常務委員、民族評議会議長、国会各委員長、並びに首相は、国会議員でなければならないと規定されている。国会議員の総選挙で当選して初めて正式に就任する事になる。

以上

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