カントー市の課題とチャンス

 data-srcset

気候変動へどう対応していくのか

世界的にも深刻な気候変動は、ベトナム全体は元よりメコンデルタ一帯においても深刻な影響を及ぼす可能性があります。
海抜が低いこともあり、海面上昇の煽りを受けます。農地へ海水が流れ込む、河川の氾濫、地すべり、地盤沈下が起きると、その土地に住む人の安全を脅かすと同時に全産業へのダメージも免れません。
しかし、人類の歴史は自然災害との戦いの歴史でもあります。
この課題は、気候変動へ対応できる都市建設、ハイテク産業による対応等によって乗り越えられると考えます。そこへ向けた投資だけでなく、同じように自然災害に悩まされ続けてきた日本企業にとって技術的な提携を進める大きなチャンスではないでしょうか。

ベトナムの街並み

メコンデルタ地域の交通インフラ

カントー市と外国、ホーチミン市とを結ぶ流通経路は確保されました。これにより、輸送量が増加し経済規模の拡大が起きているのは事実です。
しかし、一方ではメコンデルタ地域の各省を結ぶ、多くの道路や海港施設は老朽化しているという現実があります。
これに対しては地域内の交通インフラを改善するためのプログラムが設立されていて、今後改善されていくことになります。
経済発展の恩恵が都市部に集中するのではなく、カントー市を中心としたメコンデルタ地域一帯に目を向けることで、見えてくる課題とそこに投資するさらなるチャンスが隠れていると考えます。

小企業、零細企業のキャッチアップ

メコンデルタ地域にある企業のほとんどが小企業もしくは零細企業です。そして、これら企業に対しての支援はほとんど行き届いていないという状況にあります。
投資家としてこの状況を「あくまでもベトナム国内の問題」と捉えるのか、「未開拓のブルーオーシャン」であると捉えるかによって見える景色は変わってくるのではないでしょうか。
また、同じ地域内での格差が開くことは労働者同士の軋轢を生み、生産力が下がるなど望ましくありません。メコンデルタの各省に眠る資源を活用し、カントー市を経由したベトナム国内外への供給につなげていく可能性も模索していけないでしょうか。

おすすめ記事

  1. ベトナム第15期国会議員選挙

    2021-7-25

    ベトナム第15期国会議員選挙の結果ついて

    国家選挙評議会は、2021年6月10日(水)第15期(2021年〜2026年・任期5年)国会議員(定…
  2. ベトナムビジネス支援サービスメニュー

    2021-9-3

    サービスメニュー

    日本企業とのビジネス関係を希望するベトナム企業をご紹介しています。ビジネスの検討や商談をより身近で、…
  3. ベトナム観光旅行記:第5回「ダラット」

    2021-10-11

    ベトナム観光旅行記:第5回「ダラット」

    ベトナム中部高原ダラット。ホーチミン市からなら車で6時間30分、飛行機で行けば1時間弱で到着します。…
  4. ビンナム有限会社

    2021-10-1

    ビンナム有限会社

    当社の配電盤を注文してくださるパートナーを探しています。また、配電盤の製造分野において、技術を指導し…
  5. ベトナム雑貨HOA LY/高野有貴

    2021-9-22

    Bizmatchベトナム日系企業インタビュー第18回:ベトナム雑貨HOA LY/高野有貴

    私の妻はベトナム人だ。国際的だ、グローバルだといわれるが、私にとってみれば結婚しようと思った相手がた…
ページ上部へ戻る