ハイテク産業分野で直接海外投資の大型事業が多数登録される

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ベトナムの経済

引用元:ベトナム商工会議所のWEB新聞「VCCI メコンデルタ

外国資本の誘致において、新型コロナの感染拡大は依然として大きな懸念事項であるが、今年1月には明るい兆しが見えた。

ダナン市では米国の投資主によるユナイテッド・ステーツ・エンタープライズ半導体部品製造工場(登録投資総額1億1,000万米ドル)が新たに承認された。ベトナムは近年ハイテク産業分野への投資誘致に力を入れており、米国の投資家が同分野に投資をしたことは、注目に値する。

昨年にも、ダナン市ハイテクパークに米国のUAC (ユニバーサル・アロイ・コーポレーション)社がサンシャイン航空宇宙部品生産工場を設立しており、ベトナム、とりわけダナン市のハイテク産業分野に対して海外投資家の関心が集まっていることがわかる。

また、今年1月にバクザン省でフォックスコン社によるパソコン生産工場(2億7,000万米ドル規模)が承認されるなど、ベトナム全体でもハイテク産業を中心に多くの大型事業が登録された。1月のベトナムへの登録投資総額は20億2,000万米ドルで、昨年と比べると、40億米ドル規模の火力発電所事業があったため、月全体の金額では減少しているものの、この大型事業を除くと51.7%増加しており、例年の月間外国投資額と比べてもよい結果を残している。

世界経済に対する新型コロナの影響は深刻で、国際連合貿易開発会議(UNCTAD)の報告では、2019年には1兆5,000億米ドルであった世界全体の投資額が、昨年には8,590億米ドルまで落ち込んだとされている。先行き不透明感により今年いっぱいは投資が冷え込み、回復するのは来年になるとの予想だ。

しかし、世界的に投資が減少している今こそ、ベトナムは知恵を絞り、投資環境を整備しておけば、再び投資が活発になった際に大きなチャンスを手にすることができるだろう。

コロナ禍でもGDP成長率はプラスを維持しており、新型コロナの封じ込めに成功したといわれているベトナム。ハイテク産業分野への投資が進むことで、さらなる経済成長が期待できる。(ベトナムニュース邦訳ライター 鶴田 志紀)

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